筑波研究学園都市の紹介
概要
筑波研究学園都市とは、東京の北東約60kmの茨城県南部に、科学技術の振興・高等教育の充実と東京の過密対策を目的に建設された、世界でも有数の学術・研究都市です。
人口20万人以上、約300の研究機関・企業と1万30000人以上の研究者を擁し、我が国最大の研究開発拠点になっています。
また近年のつくばエクスプレスの開業や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の整備によって、東京や新東京国際空港(成田)等周辺地域とのアクセスが飛躍的に向上し、自然環境と調和した都市環境と相俟って、住宅地としても人気が出ています。
歴史
昭和38(1963)年の閣議了解によって筑波研究学園都市の建設が決定され、昭和55(1980)年までに予定されていた国の試験研究機関、大学等の施設が移転・新設されるとともに、基幹的な都市施設もほぼ完成しました。
(なお、筑波大学は昭和48(1973)年に開学しています)
その後昭和60(1985)年には、知名度の向上や企業の誘致を目的として国際科学技術博覧会(通称「科学万博」)が開催され、昭和62(1987)年には合併によりつくば市が誕生するなど、都市基盤の一層の充実が図られました。
平成17(2005)年には待望のつくばエクスプレスが開業し、今後も圏央道の整備が進められるなど、筑波研究学園都市と都心・周辺地域とのアクセス向上が図られています。
最近ではベンチャー企業も多く進出したり各研究機関への見学者も増加し、科学技術の最先端都市というプレゼンスを発揮する一方で、筑波山観光の拠点としても機能するなど多様な側面を発揮しています。
課題
建設から30年以上を経て、道路や建物等の基盤施設の老朽化対策、最先端・独創的な研究へ対応するための設備更新や交通体系の整備等が課題となっています。
また、総合科学技術会議の第3期科学技術基本計画において、多数の研究機関が集積しているという利点を活かした研究開発の連携や融合
が求められており、それを受けた筑波研究学園都市交流協議会の「筑波研究学園都市の新たな展開 その集積の活用と連携」では、機関・分野横断的な研究の推進と社会的な実践のほかに、研究機関と市民とのインターフェース/対話チャネル構築と情報発信のネットワーク化、ポータルサイトの整備
が挙げられており、筑波研究学園都市全体としての成果の発信が求められています。




