つくばWANサイエンスリポジトリとは?

概要

つくばWANサイエンスリポジトリとは、筑波研究学園都市で生み出された研究成果を集積・保存してインターネットで無料公開する仕組みです。大学等の研究成果を集積・保存・発信する「学術機関リポジトリ」を進化させたものです。
現在、つくばWANの全面的な協力の下、筑波大学附属図書館が中心となって構築を行っており、物質材料研究機構と筑波技術大学が協力機関として作業を分担しています。筑波大学の社会貢献プロジェクト、及び国立情報学研究所のCSI事業にも採択され、期待と資金を集めています。
これまで、筑波研究学園都市の成果は明確に示されていないと言われてきました。 つくばWANサイエンスリポジトリの最大の特徴は、単に研究成果を集積するだけでなく、各研究成果(論文等)間の関連付け、ネットワーク化、再構成を行うことで、筑波研究学園都市全体の成果を構造的に可視化して、インターネット上に「仮想の筑波研究学園都市」を構築することです。
そのため、つくばWANサイエンスリポジトリでは特徴的なインターフェイスを実装します。これは、コンテンツ(=各研究成果)間の構造を可視化し、関連するものや上位/下位概念を分かりやすく提示することで、筑波研究学園都市の研究成果を俯瞰しつつ興味・関心のあるコンテンツへ直感的な操作で到達することができます。

特長

つくばWANサイエンスリポジトリには、様々な分野の研究成果が蓄積されます。つくばWANサイエンスリポジトリのインターフェイスは、これらの研究成果を様々な観点から探し出すことを可能にします。
例えば、興味ある分野へズームインしたり、複数の分野を組み合わせたりといった、直感的で分かりやすい操作によって、簡単に興味ある研究成果を探すことができます。
また教育現場での活用も考慮し、新聞記事・図鑑からの検索や動きのあるギミックを入れるなど「使って楽しい」インターフェイスとして開発されています。
(現バージョンでは科学=シャーレをモチーフとしたデザインになっています)

今後の展開

つくばWANサイエンスリポジトリは単に研究成果を集積した学術機関リポジトリの地域拡大版ではない、新しい応用形として構想されました。つくばWANサイエンスリポジトリのインターフェイスによって構造を可視化された研究成果は、即ち筑波研究学園都市で生み出された「知識」の体系を表現しています。
つくばWANサイエンスリポジトリは、リポジトリが持つ「文献の提供」機能を超えて、知識体系そのものを可視化して提示するという機能を持ちます。これは、筑波研究学園都市という世界でも有数のバックグラウンドを持ってこそ実現できる、筑波研究学園都市でしか為し得ないものです。つくばWANサイエンスリポジトリによって、筑波研究学園都市の成果が分かりやすく提示されることで、地域価値の発信と向上が期待できます。
今後も機能やコンテンツの充実へ向けて作業や調整を続けますが、コンテンツの提供等に関して、協力機関を募っています。一緒にもうひとつの筑波研究学園都市を作ってみませんか?

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